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【旅館とは】
宿泊料を受けて人を宿泊させるための、和式の構造及び設備を主とする宿泊施設のことである。営業については旅館業法に規定されている。温泉地の旅館の例旅館の種類には、観光利用や行楽利用主体の温泉旅館や観光旅館、割烹旅館(料理旅館)などのほか、都市部にあるビジネスや修学旅行利用主体の商人宿(駅前旅館など)がある。一般には中〜大規模の施設から個人・家族的な小規模で行われているものまである。このうち、個人の住宅と同じような構造のものや、宿主が他の産業を主体とした兼業の場合は、民宿と名乗ることがある。旅館業法では、旅館業としてホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業、下宿営業の4種が定められている。単に旅館と言う場合には、このうちの旅館営業を行う施設のことを指す。

【温泉旅館とは】
温泉入浴を目的とする宿である。一般的に風呂に温泉を引いている宿泊施設を指すと認識されているが、必ずしも宿泊施設内に温泉入浴施設が併設されているとは限らない。
湯治の文化などにより温泉地には古くから宿は多く存在した。しかしながら江戸時代までは、一軒宿を除いては宿独自に内湯は持たずに外湯である共同浴場へ通う形が大半で、あくまでも温泉地にある宿であった。明治時代、大正時代と時代を経るにつれ、元々外湯に通う形態であった温泉地でも内湯を持つ宿が増加したが、全国温泉地の大半の宿が内湯浴場を持つに至るのは、高度成長期の昭和40年代以降である。その時代にも、多くの宿の内湯大浴場では温泉ではなく白湯(井戸水または水道水)を利用し、草津など湯量豊富な一部温泉地を除き、温泉(地の)宿の内湯大浴場の大半が事実上の温泉利用となったのは、比較的最近といえる。また平成の現代でも、俵山温泉(山口県)や足温泉(岡山県)など、温泉は外湯で入浴するスタイルを固持し、宿の大半が温泉浴場をもたない「元来の湯治場然とした温泉地」が今なお存在する。

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